本番の衣装について(靴、髪型等)

本番の衣装について(靴、髪型等)

コンクールでもコンサートでもお客さんが必ずいますから、マナーの一つとしても舞台衣装は重要です。


言うまでもなくほとんどの中高生のバンドが学校の制服を着ていることでしょう。

服に関してはそれ以上言うことがありませんから、この記事では靴や髪型、制服じゃない場合の衣装について綴りたいと思います。

●靴(くつ)

まず靴です。コンクールでは靴が統一されていない団体をちらほら見かけます。本番だけに履く靴だとしたら、使用頻度が少ないですし、そうなるともっと他のところにお金をかけたくなります。

しかし、まったく違う系統の色は不格好です。見栄えも悪いです。
おそらく黒の革靴とか白を基調とした靴とか割と大雑把に決められているところが多いでしょうし、客席から見てよほどの違和感がなかったら問題ありません。揃ってるがいいに越したことはないですが。


全国大会のDVDを見てみてもそろってない学校もままあります。遠目から見たら分かりませんから、黒のローファーならどんなのでもOKとか白が基調なら少々色が入っててもOKとか、そんな感じで問題ありません。

●髪型

男子部員はまぁそんなに長髪ということはないと思いますので、特に本番用の工夫はいりません。

問題は女子ですね。普段のままで本番の舞台に立つと前髪がおでこにしっかりかかってる場合、照明の関係で顔に影ができることがあります

そうなると、少し陰気に見えてしまうんですよね。もちろん陰気な子じゃないことは分かっていますが、やはりお客さん目線で考えると奏者の顔もしっかり見たいものです。

割と有名なことですが、大阪の淀川工科高校は女子部員もみんな短めの髪型です。普段はどうか知りませんが、本番の際はきっちり顔全面が見えるようになってます。

人間は情報を得る際、五感の中でも視覚を特に頼りますから、意識していなくてもやはり顔がしっかり見えるというのは大切なことです。

前髪をオールバックにする必要はないですが、できれば分けるなりして客席からでも顔が見えるようにしましょう。コンサートを誰かに撮影してもらって後で見ることがあると思いますが、そのときも顔が見えている方がいろいろ感じることが多いですし、それぞれの本番中の表情から反省点も出るかもしれません。


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●制服以外の舞台衣装

最後に制服じゃない場合の衣装の話。コンクールでは支部大会・全国大会辺りから学校の制服ではなくブレザーを着用して出場する団体をよく見ます。コンサートでも着るのだと思いますが、そういう学校は「お金があるんだなぁ」ととっても思います。

言ってみればお金をかけなくてもいい部分ですからね。衣装なんてのは。余裕がある証拠です。

で、これも色のチョイスとか細部にかんしては私が言うことは何一つないのですが、ひとつだけ言わせてください。


サイズの合ったものを着ましょう。


全国大会のDVDを見ているとたま~にブカブカなブレザーを着ている人がいます。どう見てもサイズが合ってないんです。練習が忙しくてサイズを合わせる暇がなかったのかもしれませんし、サイズの合うブレザーがもうなかったのかもしれません。いろんな事情あってのことと思いますが、やはり不恰好に見えます。


余談ですが、女性が男性の服装をチェックするときもファッションセンス云々以前にサイズが合ってるかどうかが大事らしいです。


制服以外のものを着たいけどブレザーはなんか堅苦しいな・・・というときはTシャツもアリですね。半袖のTシャツを着るととても爽やかな印象になります
オーダーメイドでクラブにあったデザインのものを注文するのでもいいですし、無地のもので明るい系のそれぞれすきな色を着るのも見栄えがします。

ほかにもスカーフを巻いてみるとかいろいろありますね。まぁ各バンドそれぞれのアイデアでやってると思います。

●おわりに

大事なのは演奏ですが、衣装の方にも気をまわしてみましょう。

舞台上でコスプレをしたい方はこちら↓

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