陰気なステージを演出する方法(これはするな!)

陰気なステージを演出する方法(これはするな!)

中高生のステージを見ているとですね・・・


「は~みんな元気いっぱいで若くていいな。こっちまで元気になっちゃうよ(゚∇^*) テヘ♪」


と思うものから


「なぜこうなった・・・(@゜Д゜@;)はて・・・?」


と思うものまで様々です。

元気をもらって会場をあとにできる団体とそうじゃない団体では決定的な違いがあるんですね。

お客さんに気持ちよく帰って頂くにはどうすればいいの?

解説しましょう!

●客席から感じる印象を考える

タイトルのとおり、「なんか陰気だな・・・」という印象を受けてしまう団体は実際にあるのです。

なにが悪いかというと・・・


楽譜の見過ぎと笑顔が皆無ということです。


このふたつに共通するのはお客さんの存在を無視してるということです。ホールであれ野外であれ目の前にはお客さんがいるでしょう。たまには楽譜を見なければいけないときもあると思います。


ですが、何度も何度も練習してきたはずですから、そんなに楽譜ばかり見てる必要はないんですよ。もちろん緊張や恥ずかしさ等の別の要因が前を向くということを邪魔しているのかもしれませんが、やはりそれはお客さんに対して失礼でもあります。

そもそも演奏中は指揮者の方を見ることですし、前を向いて楽譜を見過ぎないようにしましょう。音も前に飛ばなくなっちゃいます。


そしてもうひとつは笑顔ですね。


長い休符の間にニコニコしてる必要はありませんが、ダンスの時とか司会の時など、前に出て何かをするときは笑顔でいるようにしましょう。


そうじゃないとどうしても陰気な印象を受けてしまうんです。大人のお客さんはまぁ多めに見るといいますか、「中高生だから仕方ないよね、舞台に立てているだけで立派だよ」なんて見方をしてくれる人もいます。

ですが、やはりお客さんに気を遣わせるのではなく、想像を超えるステージでお客さんを圧倒したいですよね。舞台に立つ中高生が本当に楽しそうに演奏・企画をやるとお客さんは文字通り圧倒されます。


日常の嫌なことやストレスを忘れて本当に気持ちよくなるんです。

●まずは指導を!

結構その辺の指導がされてないってところは多いと思います。いろんなバンドがありますし、仕方ないようにも思いますが、どうせやるならお客さんに「また来たい」と思われるようなステージを目指したいですね。


生徒から自発的に気付くことはあまりないかもしれません。まずはコンサートを録画したビデオをじっくりとみて分析しましょう。


お客さんが増えない!という要因はいろんなところに考えられます。選曲が偏りすぎだとか部員が少なすぎて演奏に迫力がないとか、実は集客活動が不十分なだけとかさまざまです。


ですが、最も大切な部分に力を注いでいるか、もう一度確認して欲しいと思います。


会場に足を運んでくれたお客さんを大切にしているか?


という点です。お客さんに満足して帰って欲しいと思ったら、前を向いて演奏し、笑顔も自然に出てくると思います。

●おわりに

いろいろ言いましたが、私も中学生の頃はダメダメでした。前を向くに関しては自信ありますが、笑顔で、というのは意識にもありませんでしたね。


中学生の青さ、と言いましょうか、それはそれで可愛らしいんですがやはりお客さんは若さや元気を分けて欲しいものです。研究してみてください。他校の演奏会の足を運んでみるのもいいと思います。


なにかひとつでも参考になりますように。

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