気持ちよく本番を迎えるために本番前日にできる2つのこと

気持ちよく本番を迎えるために本番前日にできる2つのこと

本番前日はどんな本番であれ、そわそわします。

ですが、そわそわしたって仕方ないですし、いい演奏ができるように、またいい1日になるように備えたいですよね!


気持ちよく本番を迎えるために前日にできる二つのこと、お届けします。

①楽器を磨こう!

本番前日は楽器を磨いてやりましょう。舞台に立つのはいつもあなただけではなく、楽器も一緒です。

自分だけ、衣装や髪型をパリッと決めて舞台に立つのもいいですが、やはりいつも共に努力してきた楽器があってこそ舞台に立てますから、きれいな姿で一緒に舞台に立ちたいですね。

楽器をピカピカにしてやると、自身のモチベーションも上がりますし、いいことづくめです♪

これ、ひとつ注意がありまして、外見を磨くのはいいですが、管の中まで念入りに掃除をしてはいけません。毎日念入りに掃除しているというのなら結構ですが、普段あまり掃除をしないと、管内に汚れがたまってることってよくあるんですね。

で、その汚れがある状態の楽器に慣れていますから、念入りな掃除をするとその「吹奏感」が変わってしまいます

本番まで日にちがあるときはいいですが、前日には絶対にやるべきではありません。どれほど汚れが溜まってるかにもよりますが、時間をかけて掃除をすると吹いた時に吹きやすさが変わっているのが分かります。

本番は慣れてきた状態のものをそのまま演奏するのでいいですから、変に気合入れて掃除しないようにしましょう。

掃除するなら、外見だけです♪

②テルテル坊主を作ろう!

ん?と思われたかもしれまえんが、あのテルテル坊主です。

雨が降ると、楽器の運搬が大変ですし、滑って落としてしまうなんてリスクもありますから、自分たちのために雨が降らないように祈ろう!という意味もありますが、これはどちらかというと、お客さんのためですね。

お客さんが安全に会場まできていただけるように雨が降らないことを祈りましょう。

こういう感謝の気持ちって結構バカにできないもので本当にお客さんのことを思って行動していると、それらしい演奏ができちゃうんですよね。

つまり「いい演奏」ですよね。

このテルテル坊主を作るという行為には副産物がありまして、雨が降らなかったら安全に楽器運搬ができて自分たちも幸せ、安全に会場まで来れてお客さんも幸せ・・・の上にさらに、司会のネタにもできるんですね。

別にわざわざ言うことはないです。媚び売るみたいになっちゃいますし(笑)でも思いのほかセッティングに時間がかかって司会の原稿を読み終えてしまった時とか、午前中は雨が降っていたけど、開場時間前には雨がやんでくれた日なんかは言ってもいいと思います。


「え~~少々時間がかかっているようですね。・・・・・・。本日はお足元の悪い中、足を運んで下さりありがとうございます。朝は雨が降っていたみたいですが、お客さんが来てくださる時間にはどうにかやんでくれたようで、大変嬉しく思っております。実を言いますと、私たちは毎回本番前日にはテルテル坊主を作っています。気持ちいい天気の中お客さんにきていただけるようにと祈りを込めて作っていますから、今回はどうにか祈りが届いたみたいですね。・・・・。さて、準備が整ったようですので、曲の方にまいりましょう。○○○○です!どうぞ!」


・・・みたいな。自分でキーボードを打ちながらこの司会は微妙だな・・・などと思ってしまいましたが、まぁこうやって時間が余った時なんかに言ってみるのもありですね。

そういう話を聞いて悪い気がする人はいませんし、むしろ「嬉しいな」「ありがたいな」「かわいいな」というような感想を抱く人がほとんどかと思います。

●おわりに

本番前日ともなると、結構「演奏が上手くいくかな~」ってところに神経がいってしまいますが、わざわざ来てくださるお客さんのことも考えて行動できるといいですね。

楽器はみなさん磨いていただくとして、てるてる坊主はクラブで一つでもヨシ、パートで一つでもヨシ、一人一つでもヨシなので、自分たちもお客さんも気持ちのいい一日となるようにしたいですね♪

是非、やってみてください♪

本番の日に雨が降ったときはこれ↓をどうぞ。

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