吹奏楽部の顧問が恐い人がとりたい対策
「吹奏楽 顧問 恐い」や「顧問の先生 怒られた」というキーワードで当サイトを訪れる人もそこそこいますから、顧問の先生のことで悩んでいる人は全国にたくさんいるんでしょう。
吹奏楽部じゃなくても、クラブ活動をする中高生にとって「顧問の先生が嫌だ/怖い/死んでくれ(コラ)」というのはある種、共通の悩みのようです。
私も高校3年間は顧問の先生が死ぬほど怖くてビクビクしていました。
そういう感情は誰でも感じ得ることですが、それによってクラブ活動が楽しくなくなるのは避けたいですよね。
顧問が恐い時、どうすればいいのか、ご紹介~。
●「顧問が恐い!」の解決案
「顧問の先生が恐い」に限らず、○○先生が恐い、○○さんが苦手、○○君とは絡みづらい・・・などなど人間関係ではうまくいかないことは多々あることです。
この手の悩みによくあるのが、「実は相手のことをよく知らない」、「よく知らないがゆえに知らず知らずのうちに過大/過小評価してしまっている」ということ。
ですから、顧問の先生が恐かったら知る、とにかく知る!ことに務めましょう。
そうしたら、怒られたときの切り返しや上手い付き合い方が見つかるかもしれませんからね。
恐いと思っているのは顧問の先生のほんの一面にしか過ぎないのかもしれません。いや、そうであってくれ・・・。
「でも『知る』ったってどうやって・・・?」という人もいるでしょう。ご説明します。
●怖い奴攻略法
この記事にアクセスしたあなたの場合、「顧問が恐いのをなんとかしたい」というのが目的ですから、私生活や行動パターン等、何から何まで調べる必要はありません。
①どういう時に激しく怒るのか
②どういったときによく笑うのか
③愛想が悪い・人相が悪いのはなぜか
④どのような性格パターンか
などです。
①どういうときに激しく怒るのか
「怒る」ということはおそらくこちら側(生徒)に非があるときですよね。無断で遅刻をしてしまったとか、合奏で言われたことをやってこなかったとかです。
(こっちには非がないのに怒られるっていうのも実際はありますけども。先生の気分が悪かっただけとか(´・ω・`)理不尽なり・・・!)
これらに関しては予めその怒られる要素を限りなく0にするです。遅刻しないように早め早めの行動を心がけたり、無断ということがないよう部員同士で声を掛け合う・気を配りあう等ができます。
合奏に関してはいくら練習しても、怒られたり指摘されることってありますよね。なかには自分では「これが正しい吹き方だ!」と思って練習してきて自信満々に吹いても「なんやその歌い方は!(怒)もうおまえそこ吹くな!」なんて言われることもあります。
これに関しては仕方ないんですよ。むしろそういうことがあっていいんです。こうやって厳しくも指摘されながら音楽について学んでいくのですから。そうやって上手くなっていって、また後輩に先生に怒られる前に教えてあげられるといいですね。
先生によっては部室が汚いとか掃除がいい加減とかあいさつの声が小さいとかで激しく怒る人もいますから、注意しましょう。
結構部内の規律を守るとかって面倒なこともあると思いますから、角が立たない程度に守っておきましょう。
普段はズボラな人もこういう機会に集団のなかで生きていくことの大変さや面倒くささ、大切さを学ぶわけです。掃除やあいさつ程度なら顧問の言い分を聞いてやりましょう(笑)
②どういったときによく笑うのか
これも結構大事です。自分が恐怖を抱いている人が笑っていると安心することってありますものね。本当はそんなところで安心したくないんですけど・・・。
わざわざ笑わせるわけじゃないですから、子芝居をうったりする必要はありませんが、どういう話に関心があるのか、自分のことを話すのは好きなのか、くらいは知っておいてもいいかなと思います。
ただ、あまりこれに力を入れすぎるとただのご機嫌取りみたいになってしまいますから、余裕があったらこの辺もリサーチしてみましょう。
別にやんなくてもいいと思います。うん、やんなくていい。
③愛想が悪い・人相が悪いのはなぜか
これは「生まれつきそうだから」で終わりそうなものですが、「他の先生と話しているときはあんなに楽しそうなのに、私たちと話してるときは楽しそうじゃない!なんか事務的!」というようなことがあったら嫌ですね。
他の先生に相談してみるのもいいと思います。
クラブ活動の顧問としての仕事には給料/手当が出ないらしいですから、もしかしたら「あ~部活動めんどくせー」と思っている顧問の先生もいるかもしれません。いや、いるでしょう。うん。てかいます。
(余談ですが、ここ数年(今は2016年)部活動顧問のあり方についての議論や部活動は生徒に強制していいのか?という声が強くなってきています。)
つまり、「私は子どもたち相手に授業がしたくて教師になったんだ!クラブの相手は極力避けて自分の時間も大事にしたい!」と思っているような先生にはクラブの顧問は苦痛であり負担なんです。
もちろん「吹奏楽部の顧問になるのが私の夢でした!」という人もいます。そういう人は自分の休日も返上してクラブ活動に精を出してくれます。
これらのことから、あなたが恐れる先生が教師になった理由・動機についてきいてみるのはどうでしょう?無理そうだったら他の先生に頼んでみるのもアリです。
愛想・人相が悪い理由はここに隠れてるかもしれません。
先生って職業は本当は生徒のこと大好きなはずなんですけどね~。どこの世界にもいますね。なぜあなたみたいなやつがここで働いてるの!?って人は。
④どのような性格パターンか
「性格パターン」で検索するといろいろ出てくるのでもしよかったら調べてみてください。
これも厳密に把握する必要はありませんが、ある程度知っていると気持ちが楽になるかもしれません。
例えば、
生徒の前ではエラそうに指示をとばすけど内心はこの指示でいいのか不安でいっぱい
とか、
さっきは正論を掲げて怒鳴ってしまったけど実はやつあたりしてしまっただけ
とか・・・。
そんなのって大人になってもあるんですよ。いや、大人になってからのほうが多いかもしれません。
中高生のみなさんは大人になったら自分がどうなるか知らない/分からないでしょう。だから過大評価してしまうんです。大人というものを。でも大人ってそんなに大したことないです。幼稚園の時、中学生のお兄さんお姉さんがすごくしっかりして見えたけど、いざ自分がなるとそんなことないでしょう?それと同じです。大人になっても同じ。
正面から怒られると真に受けがちですが、そんなに気にしなくていいこともたくさんあるんですよ。大人の言うことには。ただ大人にとって都合がいいだけ、そんなこともままあります。
性格パターンの話から少々それましたが、上記のようなことも頭に入れておいて心に余裕を持っておきましょう。大人なんか大したことねぇ!!
●余談を少々
「恐い」と一言にいってもいくつか種類があります。とにかく恐いから逃げ出したいのか、怖いけど言ってることは正しいし実績もあるからその先生のもとで頑張りたいのか、など「恐い=嫌」といってもじゃあクラブを辞めたらいい、という話ではない・・・こともありますよね。
恐くなったきっかけにはいろんなパターンがあると思います。「度々怒られる中でそういうイメージがついた」とか「元からあの先生は恐いことで有名という噂があった」など・・・。
ただですね、「顧問の先生が恐い」というのは悪いことばかりではないんですよ。
怒られるのが怖いという気持ちをもっているとそれは「この人の前では怠けられない!」という気持ちになります。
トロトロ行動してると「早く練習に行け!」と怒られるかもしれませんし、楽器の運搬の時間にふざけ合っているとキツ~く注意されることもあるでしょう。
先生に対して「この人の前では怠けられない」という印象をもつことはつまり、あなたの中で危機管理能力が働いているということです。
外部の力を借りることで自分を律して行動する力を持っていると言い換えることもできます。それは素晴らしいことです。
それとですね、頻繁に怒鳴る人というのはその内容をいちいち覚えてはいないようです。あまり気にしすぎるのはエネルギーの無駄です。
●おわりに
顧問が恐いというのはよく分かります。私なんて怖すぎて小便ちびったこともあるくらいです。
いくら顧問が恐くてもクラブ活動は楽しくしたいですよね。だからこそです。しっかりと先生のこと知ってみましょう。先生の方も部員たちに上手く接することができない、と悩んでるかもしれませんし。。
あなた一人じゃなくて同じ思いを持った人と束になって向かえばいいです。
顧問が恐くて怖くて逃げたくなる人もいるかもしれません。それもアリです。泣けばいいじゃないですか。逃げればいいじゃないですか。
私も泣いたことありました。しかも合奏中に。もーダサくてダサくて・・・。
引退・卒部の際には色紙やプレゼントを用意すると思いますので、やはり顧問とは仲良くクラブをしたいものですね。
3年間恨みしかなかった場合はこれ↓をプレゼントしてやりましょう。
ま、先生なんて生徒に嫌われるのも仕事のうちなんで!!!