【もうバテない!】楽器演奏時のスタミナ対策3選

【もうバテない!】楽器演奏時のスタミナ対策3選

楽器を吹き始めたばかりのころはとにかく音を出す!ということが最優先されますが、ある程度上手くなるとまた次の関門が待ち受けてます。それが曲を演奏するうえでスタミナが持つか?という問題です。

・個人練習でやる分には大丈夫だけど、続けて吹くには厳しい・・・
・コンサートの序盤は大丈夫だけど最後のほうはバテバテ・・・

なんてことにならないようにスタミナをつける練習いかにしてスタミナを持続させるかの対策をうちましょう!

とっておきの3つをご紹介します!

スタミナをつけるには唇を楽器から外さない!

まず一つ目は唇を強化する練習法です。 スタミナスタミナ、といっても実は曲中にいい具合に休符が挟んであると案外イケるんですよね。

だったらどういう場合にスタミナ切れを起こすのか?というと休符がなくてずっと吹き続けないといけないときです。もっと言うとそれが高音域だったり、タンギングが多かったりして体力(実際には唇や舌)の消費が多いときです。

こういうときに「一旦唇から楽器を外さないともう無理!」という状態をなくすには日ごろから長時間負荷をかけ続ける練習が必要です。
代表的なもので言うとやはりロングトーンですね!ひとつの音をじっと吹き続ける、忍耐力持久力が養われる練習です。実際に曲の終盤にきて高音域で長い音符が用意してある楽譜は結構あります。

そこで全部(体力を)もってかれることがよくあります(´・ω・`)顔を真っ赤にして曲をフィニッシュなんて嫌です。

ですから、基礎練習の際にロングトーンでもアルペジオでもリップスラーでもスケールでも半音階でもいいのでブレスはしても楽器を口から離さないで長時間練習することを心がけてください。

実は個人で基礎練習をする時間って音を出してる時間はもちろん多いですが、練習から練習のスパンもそこそこ長いんですよ(個人差はありますが)。もちろん適度な休憩は必要ですが、唇に負荷をかけ続けることも忘れないようにしてください。

ある程度上手になったら難しいフレーズや高音域が吹けるのは当たり前です。すごい人の何がすごいかというとそういったフレーズが長く続いてもスタミナを切らすことなく吹けるところなんです。

余談ですけど、ハンター×ハンターって漫画で『念』っていう概念があるんですが、その基礎とも言えるのが『錬』なんですね。あるとき修行で主人公のゴンが「錬を長時間やるのがこんな大変だなんて・・・」みたいなことを言うんですけどまさにそのことです。音を出すのはもう簡単。長く吹き続けられるところに次のステップへの光があります。

古典的な練習法で基礎体力を底上げ!

2つ目は古典的な練習を取り入れる方法。よく漫画なんかで足や腕に重りを付けてより負荷のある状態でトレーニングしてるキャラっていますよね。それをやってみましょう。ええ、そうです。効果があるかはわかりません。

実は私が高校のころ、普通に演奏するよりもわざとしんどい体勢/姿勢で音程やアタックを気にしながら練習したほうが普通に吹いたときにさらに音色や音程が洗練されるんじゃないか?という考えがまかり通って(!?)ました。

なので↓この絵とか冗談かと思うかもしれませんが、結構本気で取り組んでいました、はい。


↓こんなのもしてましたね。

すっごい汗かきますし、腹筋もプルプルいってました。一般バンドの大人がやるようなことじゃないので、やはり試してみるなら中高生の方でしょうか。

上達するには思いついたことはとにかくやってみるべし!自分に最適な練習法を探すのが楽器の練習の醍醐味です!ということであの頃の自分を必死に正当化します。

演奏箇所を分担してスタミナを浪費しない作戦!

ここまでは個人で、自分一人のスタミナをどうにかする方法を説明してきました。ですが、3つ目は少し毛色が違います。

一人で吹くにはバテテしまうようなところはみんなで分担すればいい!という考えです。

私は高校のころどうしてこの考え方がなかったんだ・・・!?と今でも不思議で仕方ないです。わざわざ馬鹿正直にみんなで全力で吹くことはなくて

私、次のフレーズ頑張るからここ休むわ

というのも全然ありなんですね。コンサートでやるような曲でもコンクールの課題曲でも「ちょっと厳しいぞ」というところはあります。なので、みんなで吹かないで分担して負担を最小限にしつつ効果は最大限を目指しましょう。

もちろん曲を聴いてみたときバランスが取れていることには注意を払いましょう。
みんなバテテはないけど演奏を聴き返してみたらグダっていた、では本末転倒ですからね。

●おわりに

トランペットが音を外してたり曲の終盤で顔真っ赤にしてるの見ると私も「あ”あ”あ”~~~~もう!!」ってなるんですよね。「頑張れよぉ!」って。たぶん本人もすごく悔しいと思います。

なのでそんな思いをしないためにも、とっておきのハイトーンを安定して綺麗に吹ききるためにもスタミナ対策の練習や考えを是非取り入れてみてください!

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