打楽器の搬入・運搬について

打楽器の搬入・運搬について

打楽器に限りませんが、楽器はデリケートです。

コンクールやコンサート、その他演奏会では必ず打楽器の運搬をしますよね。音楽室でコンサートということはまずないですから、学校の体育館にしても、近くのホールにしても、必ず打楽器の運搬はあります。


安全に運搬をするためのノウハウを綴ります。

●どうやって安全に運搬するか


打楽器は他パートの人間が運ぶこともよくありますから、どこを持っていいのか分からなくて無理な体勢になったり、下手すると落としてしまったり・・・大変です。

かといって打楽器パートの人間だけで運ぶのには時間がかかりますし、なにより効率が悪い。ではどうすればいいでしょうか。


部員全員が打楽器の正しい知識をもっておくことです。


「えっ!?他パートなのに!?」と思う管楽器の人もいるかもしれませんが、バンド全体を盛り上げてくれたりテンポ・リズムをアシストしてくれる大事な大事なパートです。


ですから、みんなで正しい知識を持っておきましょう。ここは触ったらいけないとか、こういう持ち方をすると危ないとか。


私が高校のころは毎年春に新入部員の1年生に向けた打楽器取扱いセミナーをパーカッションパートがやっていました。1年生はある程度楽器を吹けるようになるまでは、先輩の手伝いという役割を担うことが多いですから、迅速に打楽器が運べるように指導しておくのは大切です。今後のためにも。


ドラムセットやシンバル、その他小さな楽器も打楽器にはたくさんありますが、なんといっても大変なのはティンパニですよね。

ティンパニはペダルがどうとか、おろすときはこっちからとかなんか細かい決まりごとがあったように思います。私も遠い現役時代のことなんで忘れてしまいました・・・。


あっあとハープも大変ですよね。あの楽器も大変デリケートです。それにとっても重たいですね。ない学校の方が多いと思いますが・・・。


人間が運ぶ分には、正しい知識をもって気を付けさえすればいいです。問題は長距離の移動ですね。トラックを借りているところが多いと思います。


トラックに乗せる順番はだいたい決まっていると思いますが、ティンパニから乗せてシロフォンやマリンバ。その足元に小物楽器を置いて、毛布を間に挟んで次いでチューバ・・・とかでしょうか。私もよく覚えてませんが、各バンドやりやすいようにやってください。

大切なのは、移動中に倒れたり壊れたりしないこと。そのために毛布がありますし、固定しておく機材もトラックによってはあるので運転手さんにも協力してもらいましょう。



トラックを借りるお金がない!という場合は保護者の力を借りましょう。車を出してもらって管楽器や打楽器をのせてもらいます。大きくて乗らない楽器はやはりトラックにのせてもらうしかないですが、大きいトラックを借りるよりは安く済む方法ではないでしょうか。

※当記事は特に考えなしにつらつらと綴ったのですが、以外にも「打楽器 運搬」「ティンパニ 運搬 車種」等のキーワードで訪れてくださる方が多かったので、また余裕ができましたら各楽器ごとの運搬の際の注意点を綴りたいと思います。やはり打楽器の運搬はどこのバンドも悩んでおられるのですね。(2012/07/21)


追記(2013/02/08)
申し訳ありません。上に各楽器の運搬の際の注意点を・・・と書いてありますが、実は私もそれに関する知識の習得が終わっていない状態でして書きようがないのです。申し訳ありません。

追記(2015/12/19)
すみません。各種打楽器の安全な運搬方法を載せたいのですが、そういうことをしている時間がどうにもないので、方法だけ書いておきます。
一度教えてもらいさえすれば大丈夫なので、プロの方にお金を払ってきてもらうか、音大生等の打楽器に詳しい方に来てもらい(環境があれば、アポをとってこっちが行くのも有りかも)、しっかりと打楽器の扱い方、運び方をレクチャーしてもらいましょう。あとは後世に語り継いでいけば大丈夫です。打楽器を大切に扱うために、みんなで安全に運べるようにしたいですね。・・・ホント、すみません。

追記(2016/05/01)
もうだめっす。楽器別に安全な持ち方、乗せ方を描いた記事なんて書けない。

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