外部練習を取り入れよう

外部練習を取り入れよう

全国でさまざまな吹奏楽部がいろんな事情を抱えながら日々練習に励んでいることと思います。

震災の影響で練習場所を何度も移動した団体もあるようですし、そうでなくとも学校の事情や近隣住民への配慮から練習時間が満足にとれないという団体は多いでしょう。

今回はそんな方々へ向けた記事です。

●学校の外で練習!

基本的には部活動の時間になったら、学校で練習するわけですが、それがかなわない学校もあるでしょう。

冬は日の入りが早くなったり、寒くて効率的な練習ができない!というところは多いのではないでしょうか。特に木管は指が回らなくなりますし、楽器自体も大変デリケートですから、環境の悪いところでの練習はできるだけ避けたいですね。学校では他のパートが近くて自分の音が聴こえない!という人もいるのでは?


そんな方々に提案です。


学校の外で練習するのはいかがでしょうか。


「え!?外!?寒いじゃないですか!?」


と思った人もいるでしょう。いいえ。大丈夫です。温かい(もしくは涼しい)ところで練習できます。

ただし・・・・・・。

●楽屋を借りる

学校から自力で行ける距離にホールや会館があればそこの楽屋を借りて練習することができます。

もちろん、ホールによっては断られるところもあるかもしれませんが、おそらく大丈夫だと思います。楽屋で練習した経験は私自身何度かありますし、ホール側にとっても場所を貸すだけでお金になるので、貸してくれると思います。


今「ん!?」と思った人もいるかもしれません。

そうなんです。ただし、お金がかかるんですよね。


ただ、楽屋一室程度ならそこまで高い料金ではありません。部員の自腹でも払えますし、部費から出すのでもいいと思います。

これにはひとつ問題点がありまして・・・

●少人数じゃなきゃむずかしい

大人数で外部練習するなら「ホール借りちゃおう」となりますので、楽屋を借りて練習するときは少人数でないといけないんですよ。ホールは高いですし・・・。

地域の体育館や他校の体育館が借りられるのであればそれでいいですが、「寒くて練習効率が・・・」という場合は学校で練習するのとなんら変わりませんからね。

「練習場所がない!どこでもいいから練習場所を!」というときは体育館でもアリだと思います。


冬の場合はアンサンブルに取り組むと思いますので、パートを超えたアンサンブルメンバーでそうやって精力的に取り組むのもなかなか楽しいと思います。楽屋なら有料ではありますが、暖房も冷房もつけられるので良い環境で練習できます

休日のクラブがない日でも楽器を持ち帰ってどこかの楽屋を借りて練習すれば他のグループと差をつけることができるのではないでしょうか。

●実行するなら早速場所を予約

私が高校の時は学校近くのホールの楽屋が各パートやアンサンブルグループで取り合い状態になっていましたから、やると決まれば早速予約するのがいいと思います。

そうやって取り組んでいるのはあなたの団体だけとは限りませんからね。

ホールによって事情が違うと思いますので、初回だけは直接予約しに行かないといけないとか、電話でOKとかいろいろだと思いますが、もしよかったら実践してみてください。

環境がないなら自分で作れば(見つければ)いいだけの話です。季節の変化や学校の事情にも柔軟に対応していきたいですね。

●おわりに

外部練習は移動の時間や楽器の運搬が大変になるので、その辺も考慮した上で実践するのがいいと思います。とはいえ、普段と違う環境で練習するのは楽しいですよo(*^▽^*)o~♪。

私が高校の頃はクラブの予定が予めパート練習のみ、と決まっていた日は授業が終わったら出欠確認にも出ずにホール(の楽屋)に移動するパートもありました。

時間を無駄にせずに効率的な練習が出来ると素敵ですよね。統一性も大事ですが各パート・個人が独自のやり方で頑張る姿を尊重しあえるクラブもいいと思います。


なにかひとつでも参考になりますように。

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