生の音を聴こう!

生の音を聴こう!

生音を聴くの大事だお(´・ω・`)

音楽はイメージが重要です。綺麗な音を出したい!と思ったときそのきれいな音を自分でイメージできることが上達への近道です。

物事を習得するときは何事でもまずは模範からと言いますからね、吹奏楽でも同じです。自分が「いいなっ♪」と思う音色や舞台を見つけましょう。


そのためにはいろんな演奏や舞台を聴くことが欠かせません。

プロじゃなくても他校のコンサートや市民吹奏楽団の演奏会に足を運ぶとなにかしら学ぶことがあります。

少々お金がかかるかもしれませんが、他人が頑張って作り上げてきたステージを見に、聴きに行くわけですから、そのお金は無駄にはなりません。



お金がなかったり、地理的に難しいところにいる人は「今の時代CDやDVD、YOUTUBEだってあるんだから、わざわざ足を運ばなくてもいい音は聴けるし、お手本になる舞台だって見ることができるよ」と言うかもしれません。


その言い分は分かります。私も高校は田舎でしたから、なかなか近くでプロがコンサートを開いたりすることはないところでした。そのため、「生の音を聴く機会が少ない分CDでたくさん聴こう!」という方針のもと、部室にはたくさんのCDがありました。そしてそのCDをipodに入れて通学中に聴いたりしてました。





しかしですね、やっぱり違うんです。CDで聴く音と生で聴く音は。もう全くの別物と言っても過言ではありません。こんなことはよくホールに聴きに行く人は知っている話です。


CDは所詮CD。機会を通した音ですし、なによりホールの反響板に返って聴こえてくる独特の響きや正面から爽やかな風が吹いてくるかのような生音の味わいというものは皆無なんですね。


私が都会に住んでた学生時代、プロのコンサートを聴きに行ったことがあったのですが、中学生・高校生の子もたくさん来ててびっくりしました。制服でしたから、クラブで一括してチケットを買ったのでしょうか・・・。


都会に住んでるとそういう環境が整ってるんですね。だから、機会があるなら積極的に聴きに行くべきだと思います。ホールでの響き方というのはホールによって違いますし、客席までしっかり音が飛んでくる感覚というのも知っておくべきです。知っているのと知らないのとでは大違いですから。


先にも述べたとおり、お金はかかりますが楽器に向かうだけじゃなく外に出かけるこうしたことも上達につながります。練習の息抜きがてらにでも軽い気持ちで行っていただけたら、と思います。

わたしのおすすめは一般バンドのコンサートです。市民吹奏楽団ですね。大体の人が子どものころから吹奏楽をやってきた人ですから、そこそこレベルはあります。・・・どんなところもありますから、絶対とは言い切れませんが(;一_一)


あとね、客の入りが悪いんですよ(-_-)一般バンドの演奏会は。中高の方にたくさん足を運んでもらいたいと個人的に強く思います。平日は仕事をして土日の短い時間を使って仕上げてくる大人の演奏もいいものですよ。





※誤解を与える文章になったかもしれませんが、決して都会に比べて田舎はそういった環境が整っていないから不利!と言いたいのではありません。田舎でも全国大会まで出てくる学校はあるでしょうし、大事なのは気持ちです。

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