ただ、辛い人へ

ただ、辛い人へ

キラキラしたいどすえ。

吹奏楽が楽しくて毎日が幸せ、というのが理想かとは思いますが、実際そうはいかないですよね。

いろんな人がいますから、人間関係で悩んでいる人、楽器が上達しなくて苦しんでいる人、顧問が怖くて辞めたい人、吹奏楽の魅力が分からなくなった人、親との関係がまずい人、失恋した人、自分に価値を見いだせない人、学校に行きたくない人、さまざまでしょう。

世間に溢れる吹奏楽情報誌は基本的に、前向きなことしか書きませんから、クラブを辞めたい人に向けた辞め方講座や親に反対されてる人に向けた記事というのはありません。


そのところ、辛いですよね。

なかなか自分みたいな人はいなくて、自分だけが勝手に苦しんでるんじゃないかと錯覚してしまいます。

もちろん、あなたの苦しみああなただけのもので、他者がそのまま感じ取ることはできません。共感はできても、実感はできません。

私はいま20代前半です。画面な前のあなたと10歳も離れていないでしょう。しかし、私はこれでも大人になりました。

大人になってから気付いたことですが、世間の大人はあなたたちが思っている以上にあなたたちを見守っています。

物騒な世の中ですから、鵜呑みにされても困りますが、朝学校に行く中高生の何気ない姿に「自分にもあんな頃があったな」と感じる大人はたくさんいます。

そんな子どもに助けを求められたら、どうにかしてやりたい、と思います。もちろん個々で事情を抱えていますから対応できないこともあるかもしれません。


高校までは基本的に家庭と学校の往復の生活を送りますから、家庭と学校が世界の全てみたいに思うかもしれませんが、本当はもっと広くてもっと自由です。

今ならまだ、迷惑をかけて大丈夫です。責任を取らなくて大丈夫です。

学校に行きたくなければ行かなければいいし、親の顔が見たくなければ帰らなかったらいい。顧問が怖いなら辞めてもいいし、自分に価値を見いだせないならカウンセラーを頼るのもありです。


生きていると辛いことはどうしたって起こりますが、画面の前のあなたは自由でいていい存在です。自分の気持ちに正直でいよう。

例えば、本番を突然ボイコットしたり、急にクラブに行かなくなったり、家に帰らなくなったり、そんなことも今のうちならアリです。

自分の気持ちに正直でいよう。

辛い人は誰かに話しましょう。わたしでも構いません。

毎日チェックしていますから、共に生きていきましょう。

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info@8ppy-otori.net

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