中一の時のくだらない失敗

中一の時のくだらない失敗

くだらない思い出

こんな記事別に必要ないんですけど、こういうサイトやってると「もしよかったら私個人のことも話したいな~」とか思っちゃうじゃないですか。つい。
みなさんのクラブ活動にはなんの役にも立ちませんがもしよかったら。。。

私が中学一年生の3月のしょうもない思い出。

いよいよ1年生も終わり、進級を目前に控えた時の話です。

卒業式の演奏も無事に終わり、春休みに入り、入学式の演奏の練習をしているころでした。

当時の私には、気になっている女の子がおりまして、この子をAちゃんとしましょう。詳しい日にちまでは忘れてしまいましたが、3月の末にAちゃんの誕生日がありました。

私はその女の子に対して「好き」まではいかないのですが、とにかく気になっていて、なにかきっかけさえあれば、「気になる」が「好き」に変わりそう、そんな状況でした。


3月末のAちゃんの誕生日を周りの女の子から嗅ぎつけまして、

「Aちゃん、誕生日おめでとう」

この一言を絶対に言おう。誕生日を知った時からそう決めていました。彼氏でもなけりゃ、自分で「好き」と認めたわけでもない。

だから「誕生日おめでとう」この一言が精一杯でした。



そして、ついにその誕生日当日がやってきました。

私は意気揚々と胸を弾ませながら、ちゃんと言えるかドキドキしながら、学校へ向けて歩いて行きました。

頭の中は前日の夜からそのことでいっぱいでした。



20分ほど歩き、学校に着きました。階段を上がり、部室に繋がる廊下を曲がると衝撃の光景がわたしの目に飛び込んできました。


なんとその日・・・



















クラブ休みだったんですよね。





誰ひとりいませんでした。もちろん鍵もあいてません。

このとき気付きました。「Aちゃん、誕生日おめでとう」この一言を絶対言うんだ!という気持ちが先行しすぎてクラブの予定を確認していなかったんだと。

もっと言うと、「この日は俺がAちゃんの誕生日を祝ってあげるんだ。クラブが休みなはずないさ」「俺が祝ってあげなくちゃいけない」という訳の分からない独りよがりな使命感に支配されていました。



ここまで読むとこう思った人もいるでしょう。

「いやいや、音で分かるっしょ。部室のそばまで行かなくても音で誰もいないって判断できるっしょ?」


その言葉は正論です。

しかしですね、私は当時クラブ開始のミーティングギリギリに、しかも寝癖をつけたまま平気で行くような部員でして、ミーティング開始と同時に到着というのが常でした。

そして、ミーティングまでの時間はみんな散って練習してるんですけど、ミーティングの9時前にはもうみんな部室に集まって音が止んでるんですね。

女の子が「昨日の●●見た!?」みたいな会話をしてて、なんとな~く誰も吹かない雰囲気、ミーティングが始まるギリギリは雑談でもして時間潰しましょ的な空気でした。


だから、部室に近づくまでに楽器の音で判断というのはできなかったんですね。



この日、クラブが休みだというのに、私はなぜか




弁当までもって行ってたんですよね。




どこで、一日練習という情報を聞いたんだと・・・。

たぶん、「練習時間が長いほうがAちゃんにおめでとうを言うチャンスが多い!そうだ!明日は一日練習だ!」と勝手に解釈して前日に

「お母、あした一日練習やから弁当頼むわ」

と言ったんだと思います。


部室の前で茫然自失になっている私はなす術がなく、結局なにもせずに帰りました。


この帰り道は私服姿の部員に会わないかヒヤヒヤもんでした。

で、結局次会ったときは言えませんでしたね。

おしまい

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