これができるようになったらある程度のレベルに達したと思っていい

これができるようになったらある程度のレベルに達したと思っていい

普段演奏をする中で、あまり他校の人と吹いたり、外部の人間と吹くことがないと、

「一体自分は世間一般で言うとどれくらいのレベルなんだ?」

と、ふと疑問に想うこと、あると思います。


やはり、外部の人間と吹くっていうのは大切なことで、単純に交流を図る以外に、「自分を知る」という側面を併せ持っているんですね。

まぁそうは言っても、なかなか外の人と吹く機会がないという人もいるでしょう。

そういう人に向けて、だいたいこれくらいになったらそこそこ上手くなったと思っていいよ、っていう話をしたいと思います。


・・・おまえ何様だ?って話ですけどね・・・(笑)

●手の抜きどころ。

まずはこれですよね。やっぱりね~、上手くなってくると、手を抜いて演奏できるんですよ。

「手を抜く」っていうと、聞こえは良くないですが、力加減ですね。頑張って吹くところと、そんなに力まずに吹くところ、この境界線がなんとな~~く見えてきます。

上手くない頃は最初から最後まで全力で吹いてしまうんですけど、いつしか気付くんですよね。

「ん?これじゃスタミナ持たないぞ」とか「ここ、こんなに頑張る必要あるか?」みたいなことを思います。


ってわけで、最近前に進めてない、伸び悩んでいる人は、もっと頑張るよりも力を抜いてみることにもトライしましょう(笑)

●吹く前にどんな音が出るかわかる

楽器を口に当てて、息を吹き込む前にどんな音が出るのか、だいたいわかるようになります。まぁ基本は「いつもどおり」の音なんですが、私トランペットやってきたんで、その話を少ししますね。

曲中にハイトーンが頻繁に出てくると、だんだん唇が疲弊してきていつしか出なくなるんですが、この出なくなるタイミングがわかるようになるんですね。

これくらい吹くとやばいな、というラインが自分でわかるようになります。もっというと、その「ヤバイ」を超えてしまったあとも「こういう吹き方をしたら、ゴリ押しでハイトーンを出せるな」というのもわかるようになります。

この「ハイトーンの出る・出ない」の感覚って木管や打楽器にもあるのかわ分かりませんが、とにかく自分の実力をある程度把握できているというのがひとつの指標としていいと思います。

●確信のある演奏

まぁ上記のと似たような話でかつ、また私の話で申し訳ないですが、過去にソロの最後がHighB♭の伸ばしのことがありました。

そのときの実力で言うと、「HighB♭?百発百中っしょ」というわけでもなく「たまに外しちゃいます~~(●´ω`●)ゞエヘヘ」くらいだったのですが、その本番ではなぜか、そのソロの前にしっかりと自分に意識があって「今、この音を吹いている!」というはっきりとした確信がありました。

ブレスの瞬間から「これは当たる!確実にいける!」という確固たる自信がありました。

それはそれはもう満ち溢れていましたよね。これ、ただの自慢話ですね(笑)

↑ちなみに今はもっと上手いみたいな書き方してますが、もっと下手です(笑)あまり吹いてないので(笑)

●おまけ ~上手な人の振る舞い~

私、過去に何度かオーディションを受けたことがあります。部内でやるものじゃなくて、選抜バンドを作るためにやるようなやつです。

大きな一室でみんなが音出しをしていました。

で、自分が上手いと過信してる人は周りの人に見せびらかすように音出しをするんですよね。まぁ確かに上手ですけど、なにかこう、いやらしさのある音でした。「俺、うまいでしょ?どお?」みたいな。

で、オーディションに受かってメンバーの顔を拝見するとその人はいないっていう・・・そんなことが過去にありましたね。

本当に上手い人ほど、自分のやるべきことを黙々とこなすものです。わざわざ見せびらかしたりはしないものです。見せびらかすのはソロや1stを張る時のような正当な場でいいですからね。

上手になると頼られもしますし、高慢にもなってしまうかもしれませんが、そんなときこそ落ち着いて謙虚な姿勢でいることが大切です。

●おわりに

中学、高校現役の方たちは「スタミナ」という概念がない人もいるかもしれません。

いくらでも吹けるよ!ってやつですね。

なんか自己満足的文章になっちゃいましたが、気持ちよく演奏できるといいですね。

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