トランペットでできる小ワザ特集
ただ演奏するだけじゃなく、ちょっとした小ワザや芸が出来るとトランペットがもっと楽しくなりますよね。
そんなのをちょっぴり紹介します。
●これは有名!馬の鳴き声
トランペットで馬の鳴き声が出せます。「トランペット 馬の鳴き声」で検索してもいろいろと情報が出てきます。
やり方はハーフバルブの状態(ピストンを半分だけ押さえる)にしてリップスラーの要領で急激に音程を下から上げて落とします。
文章で説明するのはムズカシイですね(汗
初心者にはちょっと難しいかもしれませんので、変なクセをつけないためにも、ある程度上手くなってから挑戦するのが良いかと思います。
次は初心者でも簡単なものをお教えします。
●赤ちゃんの鳴き声
これも馬の鳴き声同様にハーフバルブにして音を出します。音程はそんなに高くなくていいです。チューニングのB♭くらいでしょうか。
「おぎゃあおぎゃあ!」と豪快に泣き叫ぶタイプの鳴き声ではなくて「ぅやあぅやあ」みたいな可愛く泣き叫ぶ赤ちゃんをイメージしてやってみてください。
・・・これも文章での説明は難しいです(笑)
ポイントは、ハーフバルブの調整です。3つとも3分の2辺りまで抑えるとか1番ピストンは3分の1まで、2番ピストンは半分、3番ピストンは3分の2まで押さえるなど、微妙な調整を繰り返してリアルな鳴き声に挑戦してみてください。
ハーフバルブの時は音が出にくいので息をしっかり入れると良いです。
●○○すると、変な音階になる!
1番管と3番管を入れ替えてスケール(ドレミファソラシド)を吹くと、アラビアっぽいようななんとも説明し難い音の並びになります。
楽器のタイプによっては難しいものもあるかもしれませんが、暇があればやってみてください。
●他の楽器と合体
これは特になんの意味もありませんし、実践する機会もないと思いますが、紹介します。
私が高校の頃、友達とよくやってたんですが、トランペットのマウスピースをチューバにつけて吹いてみると、普段は決して聴けないようなチューバのハイトーンが出ます。
もちろんマウスピースのところはガバガバですが、ちゃんと音は出ます。入るところまでマウスピースを入れちゃって大丈夫です。
楽器に悪いことはないと思いますが、もしやるときは自己責任でお願いします。
ちなみに、逆バーションはできません。チューバのマウスピースがトランペットには入らないので・・・。
●おわりに
私が知っているのはこれくらいなのですが、トランペットを使っていろんな小ワザや芸ができると、より幅が広がりますね。
楽器紹介でも使えますし、みなさん吹奏楽部外の友達に「なんか吹いて~」と頼まれる場面って困りませんか?そんな場面にも役立ちそうです。
なにか参考になりますように。