本番中にエロいことを考えてしまう男子へ
今回は少し変わった内容の記事をお届けしたいと思います。
吹奏楽部に入部すると、いろんな舞台を経験することになりますね。最初の頃は緊張しがちであっという間に本番の時間が過ぎていきますが、場数を踏んで慣れてくると少しずつ余裕が出来てきます。
そうなると、今ひとつ入りきれない(集中できない)本番や個人的な悩みで頭が一杯の状態で本番に臨んでしまうこともあるのではないでしょうか。
特に思春期というのは性に目覚めてくるお年頃でもあります。
よかったらお読みください。
●本番×NOT集中=・・・
基本的には本番の舞台では演奏中の曲や全体の段取り等を頭で考えながら、お客様に楽しんでいただくよう行動すると思います。
ただ、100%納得できる舞台というのはしょっちゅうあるものではなくて、もっと練習してくればよかった、とかなぜだかイマイチ集中できない・・・!ということもあるんですね。
そういうことが重なると、人によっては自分を責めてしまうこともあるのではないでしょうか。
たしかに、お客さんを前にして曲に入りきれない、ほかのことを考えてしまう、というのは決して良いことではありません。
ですが、考えてみてください。舞台に立っているのはあなただけではありません。
あなたが不調のときでも他の部員は絶好調かもしれませんし、また他の部員が不調のときでもあなたは絶好調ということもあるでしょう。お客さんに聴こえるのはあなたの音だけではありませんから、あまり気負わずに本番に臨めばいいんです。
誰かがダメでもカバーし合うというのも吹奏楽部の強みです。
●本番中にエロいことを・・・
で、タイトルについてですが、まず世の吹奏楽部男子部員諸君に聞きたい。
本番中にエロいことを考えたことはあるか?と。
私はというと・・・
ある!
それもかなりある!
というか
普通にある!
・・・はい。もちろん曲に集中していた本番もありますが、本番の時間って短いもので数分、長いもので2時間~くらいあるじゃないですか。そうなると、関係ないことを考えてしまう時間もできてしまいますよね。長い休符とか。
そうですね、具体的には、
「あ~さっきティンパニを一緒に運んだときにみえた先輩の谷間綺麗だったな・・・ってか中2であそこまで育つの!?(°д°)」
とか
「さっきの階段、もう少しでパンツ見えたのになぁ・・・」
とか
「あぁ・・・打楽器になって○○さんに叩かれたい・・・いやいや、これただのMやん」
とか、お客さんが前にいてもお構いなしにそういうことを考えてしまったことはありました。
ただ、楽器や体調の良好なときの本番はこんなこと考えませんでしたから、自然と考えてしまうことの内容も自分のコンディションを知るサインなのかもしれませんね
●本番中にエロいこと考えるのはダメか・・・?
冒頭でも言ったとおり思春期って性に目覚めてくるお年頃ですからね、戸惑いもあると思います。
というのも、ほぼ全ての男子が通る道ですが、四六時中考えてしまうんですよね、そういうことを。
それだけならまだしも自分のもつ性癖というものも認識し出しますから、場合によっては「俺、大丈夫か?」と自分自身が心配になる人もいるかもしれません。
そういうのも込みで言わせてもらいたいんですが、
本番中にエロいことを考えてしまう男子諸君!
それは・・・
至って健全!
・・・はい。健全なのです。
先程のとおり、思春期の性への目覚めというのはすごいもので、「おまえは性欲のかたまりか!」とツッコミを入れたくなるほど、性に関心が向くんですね。男女両方異性に興味を持ちだしますが、男の子の女の子の体に対する興味というのはそれはそれはすごいです。
まぁ今は草食男子なんて言葉もありますから、皆が皆ギンギンに目覚めるわけではないでしょうが、人間の本能とも関わる部分ですから、そういう傾向は強いです。
健康な証拠なんです。率先して肯定はしませんが、たまにはエロいことを考えてしまう本番があってもいいじゃないですか。
良いことではないでしょうが、気負うほど悪いことでもありません。
目の前で演奏してる中高生男子が必死に演奏してるふりして、実はエロいことなんて考えてたら私はそれを可愛いと思いますね(笑)
観念が強いと自分を責めがちになります。
※心理学的な見地では観念とは心の中の「~でなければならない」「~であるべきだ」等の思い込みという意味です。
ですから、「本番中は決して違うことを考えてはならない」と強く思いすぎてると自分の首を絞めることになるんです。
もちろん、本番中に違うことを考えずに集中できたらそれが最も素敵だと思います。ですが、あまり気張りすぎることもありませんよ、という意味です。
●おわりに
本番中にエロいことを~というタイトルにしたから低俗な印象を受けたかもしれませんが、女子だって好きな男子のことが本番中も頭から離れないことなんていくらだってあるでしょうし、まぁそれくらい僕らは舞台の上でも自由でいていいんだってことです。
いろんな本番があっていいと思います。失恋直後にいい演奏ができるでしょうか。期末テストの結果にビクビクしてるときに素晴らしい演奏ができるでしょうか。体調が悪い時に心に響く演奏ができるでしょうか。
皆、人には言わなくてもいろんな事情を抱えながら生きていますから、そのしわ寄せが本番の演奏に来ることもあるでしょう。いいじゃないですか、カバーしあえば。
カバーしあえるのも吹奏楽の強みです。あまり気負わず、気張らず、気楽に、気ままに演奏できるといいですね。