1年間で最も大切な行事

1年間で最も大切な行事

いっちゃうよー!

一年間で最も大切な行事

北海道から沖縄まで、全国すべての吹奏楽部で例外なく、最も重要な行事があります。

それはなんでしょう。

コンクールでもなく、定期演奏会でもなく、地域のイベント等での演奏でもありません。

これらももちろん大切ではありますが、もっと大切なことがあります。




それは、新入部員の勧誘です。




言うまでもなく、各イベントに出場・出演するのは部員です。部員がいなければどんなにいい楽器があっても、どんなに優れた指導者がいようと人様に聴かせられる演奏はできません。


ですから毎年4月の新入部員の勧誘はとっっっても大切です。部員がいるからこそコンクールにも出られますし、定期演奏会もひらけます。地域の依頼にも応えられます。基本的なことですが非常に重要です。


小編成をスタイルとするバンドもあるでしょうし、中途半端に多いとコンクールの規定人数からあふれて数人だけが出場できない…ということも現実には起こります。ですがやはり、人数は多い方がいいでしょう。


なぜなら人数が多い分できることの幅が広がるからです。


例えば、各パート最低人数しかいないバンドではポップス系の曲で何人かは踊ったり歌ったりというやり方でお客さんを楽しませることはできません。他にも、吹きっぱなしの状態が続くとき、交代しながら吹くなどのスタミナの消費を抑える手立てが立てにくいです。


しかし、大人数のバンドならそれが可能です。生演奏をバックにマイクで歌ったり、大人数で踊って会場を湧かすこともできます。また、人数が多いというだけで見栄えもします。演奏の迫力もありますし、人数が多いというのは話題にもなります。実力によるところもありますが、少人数で細々と活動するよりは地域や学校の理解も得やすいです。演奏会に向けた選曲や企画の準備も、いろんな意見を取り入れながら、役割を分担してできます。


もちろんいいことだけではないですよ。人数が多い分運営が大変になったり、問題が起こったりする可能性も高いです。演奏面でも、縦が揃わないとか音程が合わないということが起こりやすいです。


しかし、長所は短所の裏返しというように、人数が多い分、縦や音程がピタッと合ったときは感動も一入(ひとしお)です


考え方は様々ですが、部員の数は多い方がいい!と私は思います。(少人数も魅力的ですけど)
いろいろ理屈を並べましたが、何より大人数で演奏・活動をするのは楽しいです。とにかくこれに尽きます。

その楽しさを多くの方に味わってもらえたらと思います。

このエントリーをはてなブックマークに追加

↑ PAGE TOP