祝典行進曲「ライジング・サン」の歌詞を考えてみた
2013年度全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅱ祝典行進曲「ライジング・サン」の歌詞を考えてみました。
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歌詞をつけるやり方(私の場合)
全国の吹奏楽部員のみなさんの中で「歌詞を考えてきなさい」と宿題にされた人もいるのでは(いないか・・・(´・ω・`)は)ないでしょうか。
「歌詞って言っても・・・そんなのつけたことねぇわ」
とか
「つけてみたけど・・・みんなから批難されたらどうしよう・・・」
って人もいると思います。みんなで考えるのが一番ですけどね( ̄Д ̄;;
歌詞のあとに解説をします。
●歌詞
冒頭
この広い 大地で 響かそう HAーーーー
降格 合格 頭角 昇格 いくよ 今すぐ こわいものはない
A 心に溢れる 期待という名のエネルギー
さあこの手で つかみたい(生きる希望を)
B 讃えよ太陽 光のシャワーを浴びて
かけがえない 命の力となりて
C 飛び立て 大地を踏みしめて たくましく いこう
孤独や逆境もあるけど 悲運の結果が待っていても
そばで 支えてるよ
D 輝く命を 大切にして生きよう
地震にも負けずに 笑い合い さあ取り戻そう 日本を!
E あなたにも 届けたい 共に生きる喜び
F 助け合い 支え合い 力合わせていこう
G どんなことが起きても 生きていけるさ
未来へとつなぐ このバトンを
絶やさ ず 渡し て 奇跡 起こし ていこ・・・う
H 小さな(見つけた) 一輪の(光) 花がここにあるから
I 捨てないで その命(←希望と読む) 約束 しよう
J 永遠に 輝け あした
●解説
歌詞をみて感じ取っていただいたと思うのですが、
①この曲は3月11日の東日本大震災がきっかけで作ることになり
②入学、入隊式、壮行式の入退場時の演奏をイメージして作られた。
③ライジング・サン=昇りゆく太陽(朝日)
という3つを主軸に歌詞を考えてみました。
以下にいくつか補足しておきたいことを書きます。
●冒頭~A~B~C~D
冒頭の5小節目なんですが、実際に演奏されるときは「トゥートゥトゥ」か「トゥートゥク」だと思います。
そういう意味ではこの「降格合格頭角昇格」の歌詞はNGですよね。大変に歌いにくい上に実際は「トゥークク」とは演奏しないからです。
Aの3小節目の5連符も慎重に考える必要があります。私のつけた歌詞の場合、
「こわ」「いものはな」「い」と分けられるのですが、実用的じゃないんで、要再考です。そもそもここ歌詞いるか!?とも思ったのですが、5連符が勢いで流れてもいけないので・・・。
Aの「(生きる希望を)」はA7小節目のCl3とA.sax2のパートです。「い」がカブります。
Cの「そばで支えてるよ」は「そばで」がホルン等のパートで「支えてるよ」がT.sax等のパートです。
●E~F~G~H~I~J
Gは「~バトンを」までが低音パートでその次の「絶やさず~」はTpの2拍目の3連符からとなっています。
Hの「(見つけた)」「(光)」はTp2nd,3rdのパートです。
●おわりに・・・の前に
課題曲に歌詞をつけてみるという練習法、是非取り入れて欲しいと思います。
「歌詞をつけるという練習法は知ってるけど、歌詞が思いつかないし、面倒だからいいわ」となって試してもみずにコンクールが終わってしまうのは、もったいないと思います。
もちろんやってみて「ん?なんかこの練習法しっくりこねぇな」と思う方もいるかもしれませんが、試してみる価値はあるのではないでしょうか。
本来は自分たちでオリジナルのものを考えるべきですから、不必要な記事だったかもしれません。
~~~追記~~~(2013/03/24)
なんとなしに更新した記事だったんですけど、思いの外閲覧数が多くて恥ずかしくなってるんですよね。
たいしたセンスもないクセになんかすみません(笑)