課題曲のフルスコアを購入するメリット

課題曲のフルスコアを購入するメリット

コンクールに出場する団体は必ず課題曲と自由曲を演奏しますね。


編成によっては自由曲のみのところもありますが、ほとんどの人が課題曲を演奏するでしょう。


スコアというのは全パートの楽譜が一度に見ることができるようになってるもののことで指揮者がそれをみながら奏者に指示をとばします。バンドスコアとかありますよね。


「Aからチューバとホルンと、、、あとバスドラとスネアでやってみて」とか指示できるのはスコアを見てるからです。


主に指揮者がスコアをみて合奏で指示しますから、奏者がスコアに目を通すことはあまりないかもしれませんが、年に1度のコンクールですからベストを尽くしたいですよね。

では記事に入っていきます。

●スコアを見てみよう

吹奏楽を始めたばかりの人にとっては「自分の楽譜を見るだけで精一杯だよぉ・・・」となるかもしれませんが、厳密に楽譜が読めなくとも、他のパートが何をやっているのか、どんな動きをしているのかがそれとなーく分かればいいんです。


参考演奏もありますから、それを聴きながら見ればそんなに困ることはありません。


スコアを見ることで自分と同じのを吹いているのはどこのパートか、とか自分がメロディを吹いている裏で他のパートはどんな動きをしているのか、ということがはっきりと分かります。

なにより、耳でしか見えない音が可視化できるのがすごいですよね。スコアは主に指揮者が見るものですから、なかなか馴染みがないと思いますが、一度見てみてください。



指揮者に言われるがままに演奏をするのもいいですが、他パートの楽譜にも自ら目を通して練習に臨むことでいろんな発見がありますし、やる気も違ってきます。


他パートの楽譜を目で追うだけでも広い意味でいえば練習になりますし、「私トランペットだけど、フルートの楽譜も練習してみよっ♪」とか遊び心もはたらいて結構楽しいもんです。


スコアがあったらパート練習にて「あれ?そういえばここって他に一緒に吹いてるパートいたっけ?」って場面でも「ここはホルンもメロディ吹いてるから私たちトランペットはホルンに輪郭つける程度にしておこっか♪」などと一歩進んだ練習ができます


自分らの演奏の録音をスコアを見ながら聴くと、自然と他パートにも関心が向きますし、パートを越えて指摘もし合えます。

●スコアを購入しよう

スコアを手元に持っておくことは絶対おすすめします。部員の全員が買う必要はありませんが、全員が持ってた方が曲に対する理解の深まり方も違うかな、と私は思います。


普通ならスコアの購入なんてわざわざ勧めないんですが、勧める理由があるんです。


それは・・・何と言っても安いんですよね!


課題曲Ⅰ~Ⅴの5曲の全パートの楽譜が一冊になってなんとたったの1000円です。(年によって変動します(´・ω・`))


少し前はもう少し高くて2500円とかだったのですが、ここ数年でこの値段にまで下がりました。


吹奏楽好きの人ならコンクールに出なくても購入する人もいるんですよ♪実は私もそうです。


課題曲の公募に応募しようと思ってたら過去の課題曲のスコアはいい参考資料になりますし、そうじゃなくとも眺めながら曲を聴くだけでも結構楽しいです。


パートに1冊でもいいですし、部員全員でもいいのでよかったら買ってみてください。購入方法は全日本吹奏楽連盟のホームページをみれば分かります。

ここ数年は12月頃に課題曲のスコアやCD、DVDの申し込み受け付けが始まります。で、届くのは翌年の1月末です(2016年時点)。


今からでも遅くはありませんよ!今年のコンクールにも間に合います。興味を持たれましたら一度買ってみてください。そんなに痛い出費でもありません。

購入方法はこちら!

●おわりに

悔いなくコンクールに挑んでもらうために、参考になればと想います。

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