お客さんの目をステージから離させない秘訣!

お客さんの目をステージから離させない秘訣!

このタイトルを見て、「ん?」と思った方もいるでしょう。演奏を聴きに来ているんですから、お客さんは舞台を見て当然ですよね。

しかしですね、前からかここ最近かは分かりませんが、小さい子はせっかく来ているのに携帯ゲームで遊んでいたりするんですよね。

まぁ親御さんが、「演奏会聴きに行きたいけど・・・この子にお留守番させるわけにもいかないし・・・・」など、様々な事情によるものだと思います。


ですが、どうせ来ていただけるのなら、演奏を楽しんで帰って欲しいですよね。あまり幼い子だと演奏にピンとこない、という子もいてしょうがないですが、せっかくホールに来てるのに、ゲームをするという実態は幼い子にとどまらない現実があります。

私は過去に中学生くらいの子が客席に座っているのに任天堂DSをしている、という光景を目にしたことがあります。やっぱりそういうのはもったいないですよね。

こっちの立場としては「来てくれるだけでありがたい」という姿勢がいいのか「ゲームするなら帰れ!」と強気でいるのがいいのか、どちらがいいのかは分かりませんが、「どうせ来たんなら楽しんでほしい」という思いは変わらないと思います。

そんな【聴く気もないのに来てしまった人】にも楽しんでもらう秘訣、教えちゃいます!

●まずは相手の事情を知ろう!

この記事ではあえて、ここで取り上げる「聴く気もないのに来てるお客さん」を卑下する調子で綴っていきます。・・・というのも私も少なからず怒りを感じているんですよ。そういう人に。

正直言って、わざわざ来てるのにゲームをする、もしくは携帯電話をいじるっていう感覚は全くもって理解できませんよね。ですが、そういう行動が目の前で実現しているわけですから、やはりなにか事情があるんですよ。

「いやぁ、僕ホールで一生懸命の演奏の前で淡々とゲームをすることに快感を覚えるんです」なんていう変態はまずいませんから、どうして「そこにいるのに聴こうとしない?見ようとしない?」という部分を考えてみます。

私がパッと思うものを列挙しますね。

①「一人で留守番させるのは不安」という親の言い分に従って嫌々ついてきた。どうしても嫌だったけど、ゲームを持っていくのを許してくれたから、嫌々ついてきた

②舞台に出てる娘に「絶対見に来てね♪」と言われた。正直、行ってやりたいけど、「別におまえの演奏になんか興味ねぇよ」という姿勢も貫き通したい。

③友達連れでからかいにきた。次(吹奏楽部の)女子とあったとき、ネタにできる。


ん~・・・あまり思いつきませんでした(´Д`;)・・・まぁそういう事象そのものが非常に理解しがたいので仕方ありません。

とりあえず、聴きに来ておいてゲームや携帯いじりをしてしまうのには何かしらの事情があるんだろうな・・・くらいにとどめておきましょうか。

●どうやって振り向かせるか。

これに関しては実は簡単で、結論から先にいうと、「見てみたいと思われることを舞台上でやる」もしくは「見ざるを得ないことをやる」です。

言ってしまえば、パフォーマンスしよう!ってことです。

北海道の学校だったかな?youtubeでみたんですが、パーカッションの子が複数人でマリンバを目隠しして、しかも楽器を反対向けて叩いていました。

こういうのはすごいですよね。ただ、普通に聴きに来ている客に対してはすごいパフォーマンスですが、そもそも舞台に視線を向けていない人に対しては"魅せよう"がないんですね。

では、どうするかって話ですが、舞台に注目せざるを得ない状況を作ります。まぁ難しい話ですが、曲の途中で奏者が皆急に演奏をやめたりしたら、「え?え?」ってなりますよね。

で、こういう場合は周りの客の様子から察知して前を向いてくれる可能性もありますが、ゲームしてる時って基本「自分の世界」に入っていますから、それでもまだ難しいんですね。

視覚に訴えられないとしたら、これはもう聴覚しかありません。

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